【シンガポール共同】フィリピンのマルコス大統領は31日、南シナ海で中国との対立で自国民が故意に殺害された場合「戦争行為にとても近い」と見なし「相応の対応を取る」と強調した。
【マニラ共同】南シナ海のアユンギン礁を巡り中国の緊張激化防止策に同意したと報じられたフィリピン軍の当時の西部方面隊司令官カルロス氏が22日、上院の公聴会で証言した。中国側が通話を無断録音して暴露し、情報操作に悪用したとして非難。「私が中国側と密約を交わしたとの情報は完全な誤りだ」と反論した。中国との対立がさらに深まりそうだ。